1948-02-02 第2回国会 参議院 通信委員会 第2号 固よりインフレ抑壓策の立場から申せば、通信料金のごとき、一般的基本的な料金を値上げすることは、できるだけ愼まねばならんことでありますが、當面事業運營の合理化等によつて得られまする財源等にいたしましても、さしたる金額を期待することは困難でございますし、赤字借入を續けて行きますことは、その面から見まして却つてインフレを著しく刺戟しますので、諸般の事情を熟慮の上、今囘の改正には差當り現行料金の二倍程度を以 小笠原光壽